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【速報】両陛下主催の「春の園遊会」始まる 62年ぶりに歓談スタイル変更 青木功さんやちばてつやさん、宇津木妙子さんらと歓談

2025年4月22日 13:58
【速報】両陛下主催の「春の園遊会」始まる 62年ぶりに歓談スタイル変更 青木功さんやちばてつやさん、宇津木妙子さんらと歓談

天皇皇后両陛下主催の「春の園遊会」が、22日午後から赤坂御苑で開かれています。プロゴルファーの青木功さん、漫画家のちばてつやさんらが招待されています。

東京・港区の赤坂御苑では22日午後、天皇皇后両陛下主催の「春の園遊会」が開かれています。

22日の園遊会には、天皇皇后両陛下のほか、秋篠宮ご夫妻、両陛下の長女・愛子さま、秋篠宮家の二女・佳子さま、常陸宮妃華子さま、寛仁親王妃信子さま、三笠宮家の彬子さま、三笠宮家の瑶子さま、高円宮妃久子さま、高円宮家の承子さまの10人の皇族方が出席されています。愛子さまの出席は、去年の「秋の園遊会」に続き、3回目となります。

去年秋の園遊会に続き、22日も皇后さまと女性の皇族方は着物姿で臨まれています。

22日の園遊会には、各界の功労者とその配偶者など1400人以上が出席しています。

今回は、プロゴルファーの青木功さん、漫画家のちばてつやさん、女子ソフトボール元日本代表監督の宇津木妙子さん、国際的に活躍したバレエダンサーの森下洋子さん、琉球大学名誉教授で焼失した首里城の再建に取り組む歴史学者・高良倉吉さんや、キーボード奏者で駅の発車メロディーなども数多く作曲する向谷実さんらも招待されました。さらに、能登半島地震と豪雨で大きな被害を受けた石川県の馳浩知事も招かれています。

今回の園遊会では、両陛下と皇族方が同じ道筋を進む歓談スタイルが62年ぶりに変更され、両陛下と皇族方はしばらく招待者と歓談した後、3つの方向に分かれて歩かれます。

これまで園遊会では、招待者との歓談の際、天皇皇后両陛下が歩かれた道筋をほかの皇族方が追随するスタイルでした。しかし、同じエリアに人が集中してしまい、去年の「秋の園遊会」では、暑さや長時間の場所取りなどの影響で招待者5人が体調不良となりました。

このため宮内庁は、今年の「春の園遊会」では、両陛下や皇族方が分散して招待客の前を回られることができるよう、3つの方向に道筋が分かれることになりました。両陛下は、これまでと同じ道筋を進まれます。

秋篠宮ご夫妻、常陸宮妃華子さま、寛仁親王妃信子さま、三笠宮家の瑶子さま、高円宮妃久子さまは、途中まで両陛下と同じ道筋を進んだ後、外交団などが集まっている赤坂御苑の中央上部にあるエリアに立ち寄り、その後、中央の池を両陛下とは反対回りで進まれます。

愛子さま、佳子さま、三笠宮家の彬子さま、高円宮家の承子さまは、途中まで両陛下と同じ道筋を進んだ後、両陛下とは反対方向に歩みを進め、最も多く招待者が集まることのできるスペースがある赤坂御苑の奥のエリアで歓談されます。

最終更新日:2025年4月22日 14:40
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