繁華街で街路樹が倒れる 4時間半前に「斜めになっている」と通報も… 熊本市
熊本市で10日、街路樹が根元から折れ、道をふさぐように横たわっていました。現場は熊本市の繁華街で、市の土木センターによると10日午後2時ごろ、商店街関係者から「木が倒れた」と連絡がありました。
この倒木でけが人はいなかったものの、近くに止まっていた車に当たり、フロントライトの上の部分がへこんだということです。
ただ、最初に市民が異変に気づいたのは、倒木の4時間半前でした。午前9時半ごろに「木が斜めになっている」と土木センターに連絡があったのです。
しかし、別の場所で落下した樹木の対応をしていて、すぐに駆けつけられなかったということです。
10日、熊本市では最大瞬間風速18.6メートルを観測していました。街路樹は根腐れしていて、強風で倒れたとみられています。