8日から大阪・関西万博視察中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、さきほど最後の視察場所となる「EARTH MART」を訪問されました。

大阪・関西万博視察2日目となる愛子さまは、午後3時半ごろ、食をテーマにしたパビリオン「EARTH MART」を訪問されました。

愛子さまは、このパビリオンのプロデューサーを務める放送作家の小山薫堂さんらの出迎えに笑顔で応えられました。

エントランスの前には大勢の来場者が集まり、「愛子さまー」と声をかけると、愛子さまはにこやかに手を振って応えられていました。

この「EARTH MART」は「食を通じて、いのちを考える。」をテーマに、地球環境や飢餓問題と向き合いながら、食文化の可能性とテクノロジーによる食の進化を共有し、「新しい食べ方」を来場者と共に考えることを提案するパビリオンです。

愛子さまは、日本人が一生にひとりで食べるとされる卵の数、およそ2万8000個を使ったと見立てて作られた巨大な目玉焼きのオブジェをご覧になりました。

これに先がけ9日午後、愛子さまは複数の国々が共同で出展するパビリオン「コモンズ-A」で、アフリカのケニアや南米のスリナムなど各国の展示を視察されました。

この「EARTH MART」の視察で愛子さまはすべての日程を終え、このあと伊丹空港に向かい、9日夜、帰京されます。