沖縄都市モノレール、3両編成の新車両の運行を開始 コロナ禍前は年間2000万人近くの利用者、通勤時間帯の混雑解消が課題
沖縄都市モノレールの開業から20年を迎えた10日、新たに3両編成の車両の運行が始まりました。
10日に運行が始まったのは、沖縄都市モノレールが新たに導入した3両編成の車両です。
「ゆいレール」の愛称で親しまれている「沖縄都市モノレール」は戦後、長く鉄道路線がなかった沖縄県内唯一の鉄軌道として、2003年に開業しました。
しかし、観光客の増加もあり、コロナ禍前の利用者数は年間で2000万人近くに達するなど、朝夕の通勤時間帯の混雑解消が課題となっていました。
このため、これまでの2両編成に加え、新たに3両編成の車両が導入されることになり、開業から20年の節目を迎えた10日、那覇空港駅から、3両編成の車両が走りだしました。
沖縄都市モノレールは今後、3両編成の車両を順次、増やしていく計画ですが、当面は2両編成と混合での運行となるということです。