愛子さま 能登被災地訪問終え感想「困難に立ち向かうすべての方に敬意」

天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、石川県での能登半島地震の復興状況視察を終え、困難な状況に立ち向かっている全ての方に敬意を持ち被災地に明るい未来が来ることを願われたと側近が明らかにしました。
愛子さまは能登半島地震の復興状況を視察するため、今月18日に石川県の七尾市、19日に志賀町を訪問されました。
七尾市と志賀町では当初予定になかったものの、震災で突然家を失った仮設住宅の入居者に声をかけ、熱心に話に耳を傾けられました。
七尾市の和倉温泉では若手経営者らから復興まちづくりプランの説明など受け、災害ボランティアをしている金沢大学の大学生らと懇談されました。
志賀町では、被災した店が営業している仮設店舗を視察し、ボランティア経験者や社会福祉協議会の職員などと懇談されました。
側近によりますと、愛子さまは、今回の訪問で被災地の現状や被災者の思いに接し、いまだ復興が道半ばであることを実感し、能登半島地震のことを忘れないでほしいという強い思いを感じ、引き続き心を寄せていきたいと考えられているということです。
また、被災地の方々の懸命に進もうとする姿に力と勇気をいただいたと感じ、困難な状況に立ち向かっているすべての方々に敬意を持ち、被災地に明るい未来が来ることを 願われているということです。
さらに、今回の訪問ではボランティア活動について多くのことを学ぶ機会があり、愛子さまは今後、日本赤十字社の青少年・ボランティア課での仕事にいかしていきたいという気持ちを持たれているということです。