都内“赤ちゃんポスト”に複数の預け入れ 運用約1か月
いわゆる「赤ちゃんポスト」を今年3月に設置した東京都内の病院で、これまでに複数の赤ちゃんの預け入れがあったことがわかりました。
今年3月末、東京・墨田区の賛育会病院は、何らかの事情で育てられなくなった赤ちゃんを匿名で病院に託す、いわゆる“赤ちゃんポスト”の取り組みを都内で初めて開始しました。
病院などによりますと、運用開始からのおよそ1か月間で、これまでに赤ちゃんの預け入れが複数あり、親が書いたとみられる書き置きが残されている例もあったということです。
赤ちゃんの健康状態に問題はありませんでした。
これを受け、東京都の小池知事は、赤ちゃんの預け入れがあったことは「承知している」とした上で、預け入れに至る前に都が設置する妊娠・出産などの相談窓口を活用してほしいと呼びかけました。
最終更新日:2025年5月2日 20:15