13歳の囲碁棋士・仲邑菫二段 最年少タイトル獲得は持ち越し
17日、最年少タイトル獲得をかけ戦っていた13歳の囲碁棋士・仲邑菫二段は決勝で敗れ、最年少でのタイトル獲得は持ち越しとなりました。
仲邑二段は17日、滋賀県東近江市で行われた、扇興杯女流最強戦の決勝で牛 栄子四段との対局に臨みました。
仲邑二段は現在13歳4か月で、17日に勝つと、藤沢里菜女流三冠の15歳9か月での最年少タイトル獲得記録を大幅に更新することになり、注目されていました。
対局では仲邑二段が優勢かとみられていましたが終盤で逆転され、午後5時すぎ、牛四段が勝利。仲邑二段の最年少タイトル獲得記録の更新はなりませんでした。
仲邑二段(13)「きょうの負けを引きずらずに他の棋戦で勝っていけるようにがんばります」
一方、優勝した牛四段は「どんなときでも支えてくださった両親や碁の先生、ファンの皆様に感謝でいっぱいです」と語りました。