全国初!恐竜学部がスタート 1期生34人が入学、恐竜漬けのキャンパスライフに胸躍る 初日は教授による恐竜博物館スペシャルツアーも
全国初の「恐竜学部」がある県立大学で入学式が行われ、一期生として全国から集まった筋金入りの恐竜好きたちが、恐竜漬けのキャンパスライフをスタートさせました。
■恐竜学部 西弘嗣学部長
「ようこそ恐竜学部へ」
晴れやかな顔で新生活に胸を躍らせているのは、県立大学の恐竜学部に1期生として入学した新入生34人です。
■新入生(沖縄県から)
「新生活、不安が残りつつも、古生物や地学の研究できることにわくわくしている」
■新入生(東京都から)
「学部1年生から、かなり専門的に様々な研究員の方に支えられて勉強できる環境は、恐竜学部にしかない環境だと思っているので、これから頑張っていきたい」
入学式の後に、県立恐竜博物館で教授によるスペシャルツアーが行われ、新入生たちからは次々と質問が飛びだしました。
また2年生から通うことになる建設中のキャンパスも見学しました。
■恐竜学部1期生 野村理織さん(坂井市出身)
「ここで3年間だもんね」
1期生のうち県内出身者は6人。このうちの一人が坂井市の野村理織さんです。
■恐竜学部1期生 野村理織さん
「恐竜学部のために、文系に行きたかったのを理系に変更して、2年間理系で頑張ってきた。それが報われて本当にうれしくて、学校でも家でも泣いちゃって」
小学生の頃は、月に2回のペースで恐竜博物館に通い、今でもキーホルダーやネックレスなど、持ち物から恐竜愛があふれています。
■恐竜学部1期生 野村理織さん
「入学式とセレモニーを終えて、今までよりももっとわくわくして、大学生活を楽しみたいと思っている」
卒業後は学んだ知識を生かして、恐竜王国の魅力を発信できる観光ガイドを目指しています。
■恐竜学部1期生 野村理織さん
「4年間の知識生かすとしたら、『ここの展示はこうなっていて』ということまで説明出来たら、観光客も喜んでくれるかなと」
それぞれの夢を胸に、自らの可能性を発掘する4年間がスタートしました。