川上秀太選手が銅メダル パリパラリンピック陸上 男子100メートル視覚障害(T13) 県勢16年ぶりのメダル獲得、高田稔浩さん以来
パリパラリンピック陸上の男子100メートルは日本時間2日未明、視覚障害T13クラスの決勝が行われ、福井市出身の川上秀太選手が10秒80のタイムで銅メダルを獲得しました。
初出場の川上秀太選手は予選を全体の3位のタイムで通過し、決勝のレースに臨みました。7レーンの川上選手は、オーストラリアの選手と3位を争い、ほぼ同時にゴール。タイムはともに10秒80でしたが、写真判定の結果、川上選手がわずか1000分の5秒上回り、銅メダルを獲得しました。
川上選手の母・優子さんは、FBCの取材に「銅メダル獲得はうれしく誇らしく思います。多大なサポートと皆さんの応援でメダルを獲得することができました。本当にありがとうございました」とのコメントを寄せました。
また、川上選手のメダル獲得に職場の同僚たちも感激しています。
■職場の同僚
「現地の時間に合わせてアラームをかけて、夜中に起きて応援していた。よくやった、うれしかった。自分のことのように」
■職場の同僚
「おめでとうという気持ちと、メダリストとして帰ってきてくれる。お疲れ様ですと伝えたい」
なお、県勢がパラリンピックでメダルを獲得するのは、2008年の北京パラリンピックの陸上で3つのメダルを獲得した福井市の高田稔浩さん以来、16年ぶりの快挙です。