解禁直後からの釣果に期待 県産の稚アユ出荷、例年より一回りサイズ大きく 福井市・県内水面総合センター
水槽内を元気に泳ぎ回る稚アユ=22日午前8時半、福井市の県内水面総合センター
県産の稚アユの出荷が始まり、今年は例年より一回りサイズが大きく、解禁直後でも釣果が期待できるということです。
■リポート 藤原百花記者
「いきの良いアユが次々と出荷されています。中には勢い余っていけすから外れてしまったアユもいます」
福井市の県内水面総合センターでは22日、県内の漁協に向けた稚アユの出荷が始まりました。今年は例年より採卵時期が早かったため、サイズは一回り大きく、6月のアユ釣りの解禁直後でも体長15センチから20センチほどの立派な大きさになる見込みです。また、親アユは天然ものの割合を、例年の5割から今年は9割に増やしました。
天然ものの卵からかえったアユは縄張り意識が強く、友釣りに適しているため、釣果が期待できるということです。なお、今シーズンは県内13の漁協に合わせて3トンが順次出荷されます。
最終更新日:2025年4月22日 18:58