往年の名車ずらり、春の若狭路を駆ける 最古は1934年製の外国車 憧れの"TOYOTA2000GT"に興奮 車愛好家ら集う
若狭路に21日、クラシックカー60台が集結し、三方五湖や若狭湾の絶景の中を走り抜けました。中には映画「007」のボンドカーになった名車も登場し、ファンの注目を集めました。
うなるエンジン音に、ガソリンのにおい。流れるような優美なフォルム。
1920年代から70年代にかけ作られたクラシックカーが、愛知から京都まで4日をかけて走るラリーイベントで美浜町に立ち寄りました。64台中、最も古いのは1934年製のアストンマーチンです。
■車のオーナー
「好きなところはスタイル。ダメなところはスピードが出ない。景色もいいし、最高だね」
往年の名車を一目見ようと集まったファンの一番のお目当ては。
■車愛好家
「TOYOTA2000GT。僕にとって幻の名車。小さい頃、ミニカーで遊んでいた。実物を1回見てみたい」
■車愛好家
「名車中の名車って、ずっと言われている」
「TOYOTA2000GT」は国産車で唯一、映画「007」でボンドカーになった名車です。
■車愛好家
「いいですね。実際に走るというのは魅力的。本当に少ない車なので、二度と見れないかもしれない」
希少な名車を駆るドライバーたちは"春の若狭路"の景色を堪能していました。