「若狭まはた」稚魚出荷 来年の冬には飲食店などに 上品な白身で味わい深く 県がブランド化目指す
県がブランド化を目指す「若狭まはた」の稚魚の出荷が12日、小浜市の県栽培漁業センターで始まりました。来年の冬には県内の民宿や飲食店で提供されるということです。
稚魚は重さ250グラム、体長20センチあり、去年6月に卵からふ化させ、冬場も水温を一定に保ちながら1年かけて育ててきました。傷や病気もなく、順調に育ったということです。
■福井県栽培漁業センター 水嶋亨主事
「マハタはまだ知名度としてはまだまだ。非常においしい魚なので、一度食べていただきたい」
出荷は6月上旬まで続き、去年と同じ3万匹を嶺南の25の養殖業者に出荷する予定で、来年の冬には県内の民宿や飲食店で提供されるということです。