「のとじま水族館」ジンベエザメの展示9か月ぶりに再開 能登半島地震で被災
能登半島地震で被災した石川・七尾市の「のとじま水族館」でジンベエザメの展示が、およそ9か月ぶりに再開しました。
11日から展示が再開されたジンベエザメは、志賀町沖で捕獲された体長およそ4.4メートルのメスで、訪れた人が見入っていました。
訪れた人
「(今まで)寂しい部分もあったんですけど、きょうジンベエザメが来てうれしい」「好きなんです。またいっぱい来たいな。あしたも子ども連れてきます」
水族館では、元日の地震により水漏れやポンプの故障などが発生してジンベエザメ2頭が犠牲となり、7月に営業を再開した後も不在が続いていました。
のとじま水族館・加藤雅文さん
「のとじま水族館のジンベエザメはシンボル的な生き物になっていたので。みなさんに親しんでいただければ」
水族館のイルカやアシカはいまも県外の施設に避難していますが、年内には戻れるようにしたいとしています。