【訓練】扉を破壊・室内に放水 解体予定のマンションで対応力向上を図る 久留米消防署
福岡県久留米市で14日、解体予定のマンションを活用して、実践的な災害対応訓練が行われました。
■消防隊員
「中にもう1人いるんです。」
「部屋はどこ?」
「302です。」
訓練は、3階の一室から出火し2人が室内に取り残されているという想定で、消防隊員には事前に想定を知らせず行われました。
普段の訓練場と異なる、より現場に近い状況の実際のマンションを使用し、消防隊員の対応力を高めて連携を強化する狙いがあります。
救助のために扉を破壊したり、室内に放水したりするなど、普段はできない訓練も行われました。
久留米消防署は「これからも市民の安全のため訓練を重ねていきたい」としています。