パソコンの修理名目で5万円分 コンビニ店長がギフトカード購入を思いとどまらせ詐欺を防ぐ 佐賀
佐賀市で5月13日、ニセ電話詐欺の被害を防いだコンビニエンスストアの店長、石井等さんに警察から感謝状が贈られました。
4月6日の夕方、佐賀市のファミリーマート佐賀諸富店に70代の男性が訪れました。
■森野里奈記者
「電話で指示を受けた男性は電子ギフトカード5万円分を購入するため、こちらの店舗を訪れました。」
戸惑いながら購入しようとする姿を不審に思い、石井さんが男性に声をかけたところ、男性はウイルスに感染したパソコンを直すために、IT企業を名乗る人物から5万円分の電子ギフトカードを購入するように言われていました。さらに、店の従業員に詐欺を疑われた時は「子どものゲーム代だ」と説明するよう指示されていました。
石井さんは警察に通報して購入を思いとどまらせ、詐欺の被害を防ぎました。
■ファミリーマート佐賀諸富店・石井等さん
「一層気持ちを引き締めて、今後も詐欺防止に努めていきたいと思います。」
警察は「会ったことのない人からの金の要求は、必ず家族や警察に相談してほしい」と呼びかけています。