週に2~3mmの“地盤沈下”継続 広島市が住民に対策を説明 西区の道路陥没事故
去年、広島市西区で発生した道路陥没事故で、広島市は10日、現場で続いている地盤沈下の対策を住民に説明しました。
10日、4回目の住民説明会が開かれ、現場周辺に住む46人が参加しました。去年、広島市西区で雨水管の工事中に起きた陥没事故について、市は復旧工事などの騒音や振動を低減すると説明。
また、現場周辺で週に2~3ミリの地盤沈下が継続しており、来年2月までにセメント系の安定剤を注入して対策するとしました。
■広島市下水道局 松田英士 建設担当課長
「非常にありがたいご意見をたくさんいただきましたので、現場の方へ反映しながらできる限り対応していきたい」
市は2028年ごろまでに事故の原因を究明し、雨水管の工事の再開を目指したいとしています。
【2025年5月10日放送】
最終更新日:2025年5月11日 10:24