eスポーツで高齢者と若者が世代間交流 広島
「ドンドンドン!」
若者の掛け声に合わせて高齢者がリズムゲームに挑戦です。
広島市南区のスパイラルガーデン大州で行われた高齢者向けのeスポーツ体験会。高校生や専門学校生およそ20人がサポート役を務めました。
■広島県esports振興会 池田 弘輔会長
「(eスポーツは)脳科学的にも認知症予防や色々な効果があるものになってきていて、やはり世代を超えて交流できるのがすごくいいなと思っていてこうやって盛り上がってくれるのはeスポーツを盛り上げる身としても嬉しい」
高齢者が体験したのは、リズムに合わせて太鼓をたたくゲームや、落ちてくる物体を組み合わせていくパズルゲームです。体や頭を使って楽しみました。
■体験したシニア
「私もできるだろうと思ってきてみたんですけど、全然ダメでした。こういうゲームを通じて交流するとものすごく楽しくなります」
■指導役の高校生
「正直一番楽しかったですね。ことし初でした。このゲームを通じて他の人たちと遊んでいきたいという僕の気持ちもあって。おじいちゃんとやるとやっぱり楽しくなっていい経験ですね」
高齢者の介護予防や世代間交流を目指した体験会は、若者たちにも新たな発見となりました。eスポーツの単なる娯楽としてだけではない、可能性が見えたようです。
【2025年4月23日放送】