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自治体も注目! セカンドハウスなどで地域に貢献 移動できる避難所とは?【みんなで防災プロジェクト】

2025年4月17日 19:30
自治体も注目! セカンドハウスなどで地域に貢献 移動できる避難所とは?【みんなで防災プロジェクト】

災害などで自宅に帰れないとき、生活の拠点となる避難所ですが、いま「移動できる避難所」が注目されています。広島テレビの寺本卓也気象予報士・防災士が取材しました。

2025年2月に三次市は、ハウスメーカーと防災に関する協定を結びました。災害発生時に、避難所として「トレーラーハウス」の提供を受けるというものです。

■三次市 福岡誠志 市長
「プライベートの確保であったり、トイレなどの衛生環境だったり、そういったことが避難所生活をする上で、課題となっているので、そういう面では、トレーラーハウスによって改善、課題解決されるのかなと。」

三次市と協定を結んだ、ハウスメーカーをたずねました。

■アースデイ・システム 森下紘勝さん
「これは、トレーラーハウスというものなんですけど、下にタイヤが付いていると思うんですよね。しゃがんでもらっていいですか?」

■広島テレビ 寺本卓也気象予報士・防災士
「家かと思ったら、車輪が!これは、車ということですか?」
■アースデイ・システム 森下紘勝さん
「車と、建築の間のようなものですね。」

トレーラーハウスは今、「移動する避難所」としても注目されています。中に入ってみました。

■広島テレビ 寺本卓也気象予報士・防災士
「えぇ!お家です。キッチンと水道まであります。冷蔵庫もあるし、リビングも。すごいです!」

4人が宿泊する想定のトレーラーハウス。広さは、およそ23平方メートルです。空間を有効活用する工夫もされ、ロフトもついていました。

さらに…

■広島テレビ 寺本卓也気象予報士・防災士
「お風呂!家と変わらないくらいの大きさのお風呂が、設置されています。」

水や電気などの供給は、どのようになっているのでしょうか。

■アースデイ・システム 森下紘勝さん
「水道工事が必要になりますが、災害時には間に合わないことが想定されますので、例えば給水タンク・排水タンクを別途設けて、そこでの給水・排水をすることで、現地での給水・排水が可能かなと思っています。」

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