1日で約2万5000トンの水漏れ 原因はダム湖地下への水の浸透と報告
産山村・大蘇ダム
2005年の完成後、国の想定を上回る水漏れが判明していた産山村の国営大蘇ダム。九州農政局は26日に開いた会議で、ダム湖から地下に水が浸透していることが水漏れの主な原因と報告しました。
2022年度から3年かけて行った調査の結果、地下への水の浸透は一日約2万5000トンに上り、そのうち6割程度がダムの貯水池の上流で起きていたということです。
九州農政局は、貯水池からの浸透を抑えるために斜面のコンクリートの継ぎ目(目地)を補修するなどの工事を行い、周辺の農地への農業用水を確保していく方針です。
最終更新日:2025年2月27日 19:15