×

園児に平手打ち 暴行の罪に問われた幼稚園元教頭の上告を棄却 罰金20万円の有罪確定

2024年9月26日 19:34
園児に平手打ち 暴行の罪に問われた幼稚園元教頭の上告を棄却 罰金20万円の有罪確定

園児に平手打ちをした暴行の罪に問われていた幼稚園元教頭の裁判で、最高裁が元教頭の上告を退け、有罪が確定しました。

この裁判は、熊本市東区にある幼稚園の元教頭・臼杵洋子被告が2022年、勤めていた幼稚園で当時5歳の園児の左頬を手で2回叩いたとして、暴行の罪に問われていたものです。


裁判で「園児がつばを吐こうとしたので止めるために頬を挟んだだけ」と無罪を主張していた臼杵被告。1審の熊本地裁で罰金20万円の有罪判決を受け、控訴しましたが、2審の福岡高裁が控訴を棄却しました。臼杵被告は上告していましたが、最高裁が9月18日付で棄却し、有罪判決が確定しました。

臼杵被告の代理人の田尻和子弁護士は26日、会見を開き、「証拠を評価し、客観的な証拠に基づいて事実認定をしてほしかたったが残念です」とコメントしました。

熊本県民テレビのニュース