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東南アジアで挑戦と成長の12日間 県高校生海外派遣

2025年3月26日 19:58

ベトナムには、富山から40社近い企業が進出しています。

現地の県人会との交流では、生徒の夢や研究テーマに対して”先輩”がこたえました。

南砺福野高校1年・辻元大雅さん「海外で働きたいという漠然とした夢があって…」

広済堂HRベトナム・堀岡宏至さん 「いろんな宗教、いろんな人種の人がいるので、それぞれリスペクトできる、それぞれの良いところを見るという習慣をつけるといい。やっぱりいろんな場所に行ったらいい」

YKKベトナム・米山幸介さん「毎日家族が集まって食べるのが普通、ベトナム人って。すごく家族思いで」

富山高等専門学校3年・早川結萌さん 「日本とはやっぱり違うじゃないですか、食べ物が。食を通して国と国の理解を深められたらなと思っています」

発展続けるシンガポール「何もかも衝撃的」

一方こちらは、建国から半世紀ほどで急速な経済発展を遂げたシンガポール。

高層建築が立ち並ぶマリーナベイエリアでは、橋などの建設を手がけた富山県ゆかりの企業「佐藤工業」の担当者から説明を受けました。

建築について学んでいる鍛治さん、真剣にメモを取ります。

高岡工芸高校2年・鍛治うららさん「何もかも風景、景色が衝撃的、新鮮だなって感じがします。(将来は)楽しんでもらえる、安心できる空間、面白いと思ってもらえるような斬新なデザインの建物を作れたらなって思う」

シンガポールでは、日本大使館の職員から話を聞く機会もありました。

生徒たちからは鋭い質問が。

八尾高校2年・今井賀子さん「シンガポールに来て歩道に段差がない印象があって、必ずそうしないといけない制度がある?」

在シンガポール日本国大使館・持田美恵子さん 「(一部エリアでは)お年寄りに優しいまちづくりをしようと最近なっていて、道路を渡るときに車が速度を上げないように緑地、花壇を作って道路を狭めたりとか。ここ5年10年くらい力を入れていると思う」

アジア最高峰の学生からも刺激

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