富山の配置薬にも 解熱鎮痛薬「ケロリン」誕生100年 記念本を出版
また、10年余り前からはアニメキャラクターなどとコラボした桶も次々と誕生。
今月、東京のイベント会場ではケロリン100周年を記念したブースが若者たちの人気を集めました。
さらにはポケモンがデザインされた新作もあすから販売されるなど、ケロリン人気の勢いはとどまるところを知りません。
次の100年を見据え
かつては多くの家庭に置かれていた富山のくすり。
しかし時代の変化とともに、配置薬業は縮小傾向となっています。
こうした中、内外薬品は2018年に廣貫堂と大協薬品工業との3社で、新会社「富山めぐみ製薬」を設立。
ケロリンはこの会社で、今も変わらず製造販売されています。
笹山さん「ケロリンが何とかここまで残れたのも、しっかりとした品質を守って我々の先人が培ってきたおかげで引き継げているわけで、それは我々も次の世代へ渡せるようにケロリンがまた次の100年を迎えられるように、しっかりと続けていくという事も、とても 大切なことだと思っています」
富山のくすりとして100年。PRグッズも様々なバリエーションを生みながらケロリンの歴史はこれからも続きます。