幸せを願い…2年ぶりに富山県氷見市で「まるまげ祭り」 能登半島地震で去年は中止
幸せな結婚を願い、未婚の女性が「まるまげ」を結って街をめぐる「まるまげ祭り」が、きょう、氷見市で行われました。
巡行が行われたのは2年ぶりです。
能登半島地震で去年は中止 2年ぶりに巡行
氷見市の中心部で行われる「まるまげ祭り」は、去年は能登半島地震の影響で巡行が中止となり、2年ぶりに行われました。
「まるまげ祭り」は、かつて街の芸妓たちが年に一度、既婚女性の髪形とされる「まるまげ」を結い、市内の千手寺にある観音様に幸せな結婚を願って参拝したことが始まりとされています。
台湾からも4人が参加
今年は、地元をはじめ県内外から27人が参加し、台湾から訪れた4人も加わりました。
参加者たちは、色鮮やかな着物を身にまとい、ハスの花を手にして氷見の市街地を練り歩きました。
台湾からの参加者
「すごくすてきなお祭りで、これからも続けてほしい」
台湾在住の日本人
「たくさんの台湾の人に日本の伝統文化を伝えられるようにしたい」
千手寺に着いた参加者たちは、108段の階段をゆっくりとのぼったあと、観音堂に参拝し、幸せな結婚の成就を願っていました。