呉羽梨の摘果作業を地元の中学生が体験 富山
ナシの産地、富山市の呉羽地区では、地元の中学生がナシの実を摘み取る「摘果」の作業を体験しました。
富山市吉作の土池伸弥さんのナシ畑に集まったのは、呉羽中学校1年生の生徒176人です。
この取り組みは中学生に「呉羽梨」に対する関心や農業への理解を深めてもらおうと富山市が行っています。
きょうは、主要品種「幸水」の実をあらかじめ摘み取る「摘果」作業に取り組みました。
この作業は、ナシの実を大きくし味を良くするため小さい実や傷の付いた実を取り除くものです。
きょうは晴れて、最高気温が富山市で26.6度と汗ばむ陽気の中、生徒たちは作業に取り組んでいました。
男子生徒
「どれが大きいか選んだり、このナシの未来を考えると楽しくなりますね」
8月下旬には同じ畑で、生徒たちが収穫を体験する予定です。
最終更新日:2025年5月15日 16:07