流された“思い出のDVD”家族の元へ… 奥能登豪雨 遺族の半年
そして今月、翼音さんの家族を訪ねた川村さん、手渡したのは復元したDVDです。
NPO法人つどい・川村 美津子さん:
「見つけて欲しかったんやねって言うてくれやったで、帰りたかったとこへお返しをさせていただきなと思って」
「色々探したんですけど、全然見つからなくて。本当に何もなくなったので本当にありがたいです。本当に良かったなと思います。ありがとうございます。」
小学校の卒業を記念して作られたDVD。
そこには同級生と一緒にトランペットを吹く翼音さんの姿が映っていました。
祖母・喜三 悦子 さん:
「よかったです」
大切な家族も、大切な思い出も、すべてを飲み込み奪い去ったあの日の豪雨。
国は出水期までに、仮設の堰堤や流木止めのネットなど、応急工事を完了させるとしています。
最終更新日:2025年3月28日 10:48