「神様も喜ばれている」 地震で傾いた金沢・大野湊神社の能舞台 修繕完了し2年ぶりに神事能
能登半島地震で被災した金沢市内の神社で15日、2年ぶりに能が奉納されました。
江戸時代に始まり、今に続く金沢市の大野湊神社の神事能。
能登半島地震で傾いてしまった能舞台がこの春、ようやく修繕を終え15日、2年ぶりに能が奉納されました。
復活した舞台上では、地元の愛好家や幼稚園児による素謡や連吟のほか、能楽師による舞囃子などが披露されました。
観客:
「神社の雰囲気とマッチした感じで、心も静かになったような感じで楽しめました」
大野湊神社・河﨑 智洋 禰宜:
「神様も皆さんが楽しんでいる姿を見て、さぞかし喜ばれているのではないかと思います。これからも神事能が回数を重ねていけるように、そして皆さんに楽しんでいただけるようにと努めていきたいというふうに思っております」
大野湊神社では、15日夜と16日の夜は春季例大祭として、民謡や太鼓などさまざまな芸能が披露されるということです。
最終更新日:2025年5月16日 16:39