火事があったのは、金沢市北森本町にある住宅です。

22日午前1時半過ぎ、この家の住民から「火事です。一階の居室から火が出ました」と消防に通報がありました。

火は木造2階建ての住宅を全焼し、約1時間後に消し止められました。

この家で一人暮らしをしていたこの家の住民の男性が病院へ搬送されましたが、命に別条はないということです。

警察と消防では、寝室の石油ファンヒーターに可燃物が接触したのが出火原因とみて、調べを進めています。

一方、深夜2時半すぎには、金沢市諸江町でも集合住宅の一室から出火し、約30分後に消し止められました。この火事によるけが人はいませんでした。

消防によりますと、出火の原因は風呂用のヒーターの消し忘れだということです。

21日夕方にも、金沢競馬場できゅう務員宿舎の一室を焼く火事があるなど、金沢市内では火災が相次いでいます。