【能登のともしび】愛子さまが能登を視察 笑顔絶やさず被災地に寄り添われた2日間
「能登のともしび」は震災に立ち向かう中で、能登のあたたかな人情と微笑みをお伝えしています。少しずつ復興の光が見え始めた能登。それでも、決して早いとはいえない被災地の復興の状況を伝えている日々のニュースの中で、私達のカメラがとらえた“温かな”瞬間も数多くあります。1週間分の「ともしび」をまとめてお送りします。
被災した店舗が解体され空き地が増えている穴水町の商店街で、再生に向けた一歩として地元の中学生たちがヒマワリの種をまきました。参加した中学生は「ヒマワリをたくさん咲かせて、皆が笑顔になってほしい」と語り、夏には満開のヒマワリが出迎えるよう、育てていくということです。
震災前の奥能登の記録を発信する拠点「スズレコードセンター」が、珠洲市に誕生しました。市や住民から提供された、奥能登の震災前の祭りや日常の風景などの写真約150点が展示されています。運営する団体では、今後も奥能登の記憶を後世に伝えていきたいとしています。
天皇皇后両陛下の長女の愛子さまが、初めて石川を訪問され、復興へと進む能登を視察されました。仮設住宅の集会所では、膝をついて被災地での暮らしについて尋ねられ、「一日も早く平穏な日常が戻りますことをお祈りしています」と労いの言葉をかけられた愛子さま。2日間の日程を通し、被災地の現状に触れられました。
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(5月24日放送『news every. サタデー』より)