能登半島地震の犠牲者600人に 災害関連死 石川県が新たに8人を認定
能登半島地震による災害関連死について新たに8人が認定されることになりました。直接死を含めた石川県内の犠牲者は589人、富山・新潟で亡くなった11人を含めると600人に上る見通しです。
石川県は21日、専門家による審査会を開き、地震による災害関連死として8人を認定することを決めました。
内訳は、七尾市で2人、輪島市で4人、中能登町と穴水町でそれぞれ1人となっています。
複数回にわたる住まいの移転や生活環境の変化によって、心身に相当の負荷が生じたことや、施設で被災し停電や断水などで、体力が低下して亡くなった事例が、関連死として認められたということです。
一方、5人は災害との因果関係が認められず不認定となり、4人が継続審査となりました。
今後、各市町で正式に認定されれば、能登半島地震による犠牲者は、石川県内では直接死を含めて589人に。
富山・新潟で亡くなった11人を含めると、600人に上る見通しです。
最終更新日:2025年5月22日 12:04