奥能登のコメ作付面積 度重なる災害で3分の2以下に 石川県は農地復旧、農業者の支援進める方針
震災前には2800ヘクタールあった奥能登地域のコメの作付面積。
石川県によりますと、ことしの作付面積は、震災前の3分の2以下となる1700ヘクタールに留まるということです。
こうしたことを受け、県では、農地の復旧を進めるとともに、麦やソバなどの作付を促し、営農再開面積の拡大を図る方針を立てました。
石川県・馳 浩 知事
「祭りと一体となっているのが、農林水産業の生産現場であります。したがって能登の誇りなんです。農林水産業を復活させるのは、これはやっぱり力を入れざるをえません」
石川県では、今後、農業者への経営支援など、なりわい再建に向けた取り組みなども進めるとしています。
最終更新日:2025年4月17日 18:50