秋篠宮家の佳子さま 石川県輪島市を初訪問 被災した輪島塗職人らにねぎらいの言葉
佳子さま:
「きょうはありがとうございます」
石川県立輪島漆芸技術研修所を初めて訪問された佳子さま。
佳子さまは日本工芸会の総裁を務めていて、輪島塗の技法の1つ「沈金」を学ぶ教室を視察。
こちらは、沈金科3年の河澄銘華さんが「コケモモ」を描いた作品。
沈金科3年・河澄 銘華 さん:
「たまたま写真で見かけたコケモモがかわいらしくて、白い花びらに先色づいた桃色を出せたらと思って」
佳子さま:
「とってもかわいらしいお花ですね」
沈金科3年・河澄 銘華 さん:
「きちんとお話を聞いて下さって、こちらが言葉を出すまで待って下さるところと、しっかりと作品も見ていただいたので、本当に素敵な方だなと思いました」
そして、自ら沈金の工程も体験されました。
佳子さま:
「いまはどのようにお過ごしでいらっしゃいますか?」
輪島塗技術保存会・浦出 勝彦 会長:
「私は震災直後から金沢の方に避難し、そのまま金沢で住んでいるが、輪島に仮設工房を用意していただきまして」
佳子さまは、被災の状況や作品の説明などに熱心に耳を傾けられ、ねぎらいやお見舞いのことばをかけられていました。