【独占】「死んだと思った…」飲酒運転で大破事故 被害女性が語る怒りと訴え

(追突された女性)
「最初、何が起こったか一瞬の事すぎて本当に分からなかった」
10日午前0時ごろ、霧島市国分広瀬の国道10号で事故は起きました。女性は給油をしようと軽ワゴン車でガソリンスタンドへ…。
すると突然ドライブレコーダーに映る車内が大きく揺れます。実はこの衝撃、飲酒運転で追突されたことによるもの。追突の弾みで車は対向車線へ目の前にはトラックが…。トラックとぶつかった衝撃の影響なのか映像はここで途切れます。
(追突された女性)
「後ろからすごい衝撃がきたと同時に車の制御がきかなくなって、トラックにあたった時に色々なものが、顔にも飛んできて死んだと正直思った」
軽ワゴン車は大破し、トラックも横転。トラックを運転していた男性(30代)は病院に搬送されましたが、ケガはありませんでした。
女性は全身にあざが残り、右足などを36針縫うケガをしました。何よりも心には深い傷が残っていると言います。
(衝突された女性)
「日常的にも事故現場を通ることがよくある。(通院で)同じ道を通るたびにちょっと思い出して怖くて、寝るときになるとフラッシュバックして事故直後ぐらいから、たまに体がひくってなって」
なぜ軽ワゴン車とトラックは衝突したのでしょうか?
改めて軽ワゴン車のドライブレコーダーの映像です。前方に車や物はなく、まっすぐ走っていますが、追突され大きな衝撃を受けているのが分かります。
軽ワゴン車に追突した、普通乗用車を運転していたのは霧島市の男性(24)基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。その後、警察は男性を釈放し、在宅捜査に切り替えて調べを進めています。