かごしま林業大学校の開校式が行われ、1期生13人が入講しました。

　10日鹿児島大学で行われたのは「かごしま林業大学校」の開校式です。県が林業の担い手の確保や人材の育成につなげようと設置しました。10日はその1期生として、18歳から53歳までの13人が入講しました。

(入講生代表・上野剛さん)
「林業は単なる産業ではなく森を育み、地域を支え、未来へとつなぐ大切な営み。その使命を胸に私たちはここに集いました」

　13人はこれから1年間、姶良市の研修施設を拠点に、林業についての基礎知識や資格の取得に向けた勉強をします。また、協定を結んでいる鹿児島大学が所有する垂水市の演習林でも実践的な研修を行う予定です。

(入講生・岡﨑秀憲さん)
「これから生まれてくる子供たちが楽しめる森づくりをしていきたい」

(入講生・小島脩太郎さん)
「地元の林業に少しでも貢献できるように頑張りたい」

　林業のこれからを担う13人の、新たな始まりの日となりました。