16日全国トップで梅雨入りした九州南部は、大気の状態が不安定になっています。17日朝にかけ、局地的に雷を伴った大雨のおそれがあり、土砂災害などに注意が必要です。

　九州南部では停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。

　このため、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、17日夜のはじめ頃から18日朝にかけて、局地的に雷をともなった激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。

　17日予想される1時間の雨の量は多いところで、薩摩、大隅地方、種子島・屋久島地方で30ミリ。18日夕方までに予想される24時間の雨の量は、多いところで、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方で120ミリです。

　気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意するよう呼びかけています。