窓ガラスが揺れるほどの空振 噴火が続き山体の膨張は解消されず 灰の掃除に追われる人も
15日夜は、この音に驚かれた方も多いのではないでしょうか?窓ガラスが揺れるほどの空振を観測した噴火もありました。16日も噴火は続いていますが、山体の膨張は解消されていないということです。
15日の午前10時45分から噴火していた桜島。午後9時38分ごろの爆発では、噴煙が火口から2500mまで上がり、鹿児島市では窓ガラスが揺れるほどの空振が観測されました。
SNSでは空振についての投稿が相次ぎました。
(投稿)
「ドンって音や空振もあって、ちょっとびっくり」
(投稿)
「桜島噴火。きのう桜島の空振が起きたけど、すごいね。」
KYTの情報カメラでも。爆発音がはっきりと確認できます。
また、16日午前6時前の噴火では噴煙が火口から2700mまで上がりました。こちらは桜島のふもとを走るバスの中から撮影した映像。灰が舞い上がり、視界も悪くなっていました。
桜島では朝から灰掃除に追われる人の姿もありました。
(掃除をする人)
「(灰の量が)多いですし、毎日爆発していると不安」
(掃除をする人)
「こんなに降るのは何十年ぶりかな。これ以上大きくならなければいい」
道路に溜まった灰を掃除するロードスイーパーも大忙しです。ドカ灰は、鹿児島市北部の住宅街にも降り積もりました。
(記者)
「鹿児島市吉野町です。路面見て下さい。真っ白になっています。歩くたびに足跡ができます。そして、こちらに止まっている車、フロントガラスが灰で覆われて、まったく中が見えません」
(住民)
「今朝起きたら噴火していたから、どのぐらい(灰が)降るのか?心配ですよね。片付けとか、流したりしないといけないので。大変ですよね」
中古車販売店の車にも数センチの灰が積もっていました。バイクで家庭に飲料を届ける配達員も、久しぶりのドカ灰に驚いていました。
(配達員)
「久しぶりのドカ灰で、びっくりした」
(記者)
「仕事に影響は?」
(配達員)
「灰が降ると(バイクが)滑りやすいので、動きづらい。(フロントガラスも灰で)こんな感じ。」
(記者)
「ワイパーはかけない?」
(配達員)
「傷がつくので、タオルではたいて(灰を)とる」
(記者)
「時刻は正午になりました。桜島の噴煙は、画面の右から左、桜島の南岳から姶良市・霧島市方面へ流れています。そして、こちらに公園の案内板があるのですが、こちらにも灰が積もっています。すごい量の灰ですね」
火山灰が霧島市方向に流れると、影響を受けるのが鹿児島空港です。東京や大阪を結ぶ空の便は、16日10便が欠航しました。
鹿児島地方気象台によりますと、桜島は15日の午前10時45分から16日午後4時までに8回の噴火、8回の爆発を観測しています。
5月12日の午後8時ごろからマグマの移動などを示す山体の膨張、地殻の変動が観測されていますがいまだ解消されていません。
15日の午前10時45分から噴火していた桜島。午後9時38分ごろの爆発では、噴煙が火口から2500mまで上がり、鹿児島市では窓ガラスが揺れるほどの空振が観測されました。
SNSでは空振についての投稿が相次ぎました。
(投稿)
「ドンって音や空振もあって、ちょっとびっくり」
(投稿)
「桜島噴火。きのう桜島の空振が起きたけど、すごいね。」
KYTの情報カメラでも。爆発音がはっきりと確認できます。
また、16日午前6時前の噴火では噴煙が火口から2700mまで上がりました。こちらは桜島のふもとを走るバスの中から撮影した映像。灰が舞い上がり、視界も悪くなっていました。
桜島では朝から灰掃除に追われる人の姿もありました。
(掃除をする人)
「(灰の量が)多いですし、毎日爆発していると不安」
(掃除をする人)
「こんなに降るのは何十年ぶりかな。これ以上大きくならなければいい」
道路に溜まった灰を掃除するロードスイーパーも大忙しです。ドカ灰は、鹿児島市北部の住宅街にも降り積もりました。
(記者)
「鹿児島市吉野町です。路面見て下さい。真っ白になっています。歩くたびに足跡ができます。そして、こちらに止まっている車、フロントガラスが灰で覆われて、まったく中が見えません」
(住民)
「今朝起きたら噴火していたから、どのぐらい(灰が)降るのか?心配ですよね。片付けとか、流したりしないといけないので。大変ですよね」
中古車販売店の車にも数センチの灰が積もっていました。バイクで家庭に飲料を届ける配達員も、久しぶりのドカ灰に驚いていました。
(配達員)
「久しぶりのドカ灰で、びっくりした」
(記者)
「仕事に影響は?」
(配達員)
「灰が降ると(バイクが)滑りやすいので、動きづらい。(フロントガラスも灰で)こんな感じ。」
(記者)
「ワイパーはかけない?」
(配達員)
「傷がつくので、タオルではたいて(灰を)とる」
(記者)
「時刻は正午になりました。桜島の噴煙は、画面の右から左、桜島の南岳から姶良市・霧島市方面へ流れています。そして、こちらに公園の案内板があるのですが、こちらにも灰が積もっています。すごい量の灰ですね」
火山灰が霧島市方向に流れると、影響を受けるのが鹿児島空港です。東京や大阪を結ぶ空の便は、16日10便が欠航しました。
鹿児島地方気象台によりますと、桜島は15日の午前10時45分から16日午後4時までに8回の噴火、8回の爆発を観測しています。
5月12日の午後8時ごろからマグマの移動などを示す山体の膨張、地殻の変動が観測されていますがいまだ解消されていません。
最終更新日:2025年5月16日 18:38