子供たちに農業への理解を深めてもらおうとJAバンク鹿児島から県内の小学校に教材の本が贈られました。

　教材の本を贈ったのは食の大切さや農業への理解を深める教育活動の事業に取り組むJAバンク鹿児島です。贈呈するのは今回で18回目です。

　今年の教材本には、価格の高騰が続いているコメについて、関心を深めてもらおうと児童が日ごろ食べているコメの種類や産地を調べる学習が追加されています。ほかにも、農産物が消費者へ届けられるまでにどのような仕事があるのか写真付きで分かりやすく紹介されています。

（JA鹿児島県信連・青山健司理事長）
「食を支えているのが農業ということを食の教材本で関心興味を深めて頂ければ」

　県内465校の小学校の5年生を対象に約1万7000部が配られ、JAバンク鹿児島は、社会の授業などで使ってほしいとしています。