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「心に栄養いっぱい」春らしく華やかな作品「春の各流いけばな展」鹿児島市山形屋で開催

2025年4月11日 18:40
「心に栄養いっぱい」春らしく華やかな作品「春の各流いけばな展」鹿児島市山形屋で開催
 春らしく華やかな作品が楽しめる「いけばな展」が鹿児島市の百貨店で開かれています。鹿児島市の山形屋で開かれている「春の各流いけばな展」。

 県連合華道会が毎年、春と秋に開いていて70年以上の歴史があります。県内外の13の流派が約80点の作品を展示しています。

 鮮やかな黄色のオンシジウムと枯れ木の黒とのコントラストが印象的なこちらの作品は、新1年生や新社会人の夢や希望を表しています。

(間世田桜子キャスター)
「こちらは生命力をテーマにした作品です。木の線が特徴的で自然の力強さや春ならではの華やかさを表現している」

 各流派が交代で担当するメイン席は、「草月流」。植物の力強さと美しさを際立たせています。

 約2メートルのヤツデの木を水面に立たせ、サクラやスイートピー、カスミソウといったで春ならではの季節感を盛り込み、「自然の生命力」を表現しています。

 一方、こちらは県内の高校で教鞭をとるALTの女性教員による作品です。ピンク色のアルストロメリアを際立たせ、春の軽やかさを表現。リズム感のある作品となっています。

(訪れた人)
「すばらしい。ありがたい。心に栄養いっぱい」
「春らしかったり緑がきれいで心が洗われました。勢いがあって生命力があってとても心地よかった」
(県連合華道会 宮原眞由美 副会長)
「春は花がいっぱいあって、にぎやかだったり豪華絢爛、かわいらしい、優しい花があったりする。花をいっぱい見てほしい」

 「春の各流いけばな展」は、14日まで山形屋文化ホールで開かれています。
最終更新日:2025年4月11日 19:44
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