「サウナ付近で炎が出ている」コテージなど5棟全焼 宿泊客ら24人にケガなし 奄美市の宿泊施設で火災
奄美市の宿泊施設で12日、コテージやレストランなど5棟を全焼する火事がありました。宿泊客と従業員の計24人にケガはありませんでした。
強い風になびく煙と炎。火事があったのは、奄美市笠利町宇宿の宿泊施設です。警察によりますと、12日午後10時ごろ、「サウナ付近で炎が出ている」と宿泊客から消防に通報がありました。
火は約6時間後に消し止められましたが、木造平屋建てのコテージ3棟とサウナ1棟、木造2階建てのレストランの、計5棟を全焼しました。出火当時、ホテルには20人の宿泊客と4人の従業員がいましたが、火事に気付いて逃げ出し無事でした。
奄美地方には12日から強風注意報が出されていて、鎮火したと思われた後に再び出火するほど風が強く吹き、消火作業は難航しました。警察と消防が火事の原因を調べています。