宇宙産業の人材育成へ 第一工科大学と肝付町 包括連携協定へ
宇宙の分野で活躍できる人材を育て地域の振興につなげようと、霧島市の第一工科大学と肝付町が包括連携協定を結びました。第一工科大学は2026年情報通信やAIなど専門的に学ぶ新たなキャンパスを鹿児島市に開校します。
20日、県庁で行われた締結式には、第一工科大学の都築 明寿香学長や肝付町の 永野 和行 町長など約20人が出席しました。
この協定では、第一工科大学の学生たちによるドローンを使ったスマート農業の支援。ほかにも、宇宙産業で活躍できる人材の育成など宇宙の分野を中心に交流を深め、地域の振興を目指します。
一方、霧島市と東京・上野にキャンパスを構える第一工科大学は、情報通信やデータなど多様なサイエンスを専門的に学ぶキャンパスを鹿児島中央駅近くに新たに開校します。
(第一工科大学・都築明寿香学長)
「鹿児島中央キャンパスを出すことによってより多くの関係人口を持って行けると思う。関係人口が増えることによって鹿児島や本学や宇宙産業と様々な分野でみなさんの注目をもっと持ってもらい地域が振興できれば」
第一工科大学の新たなキャンパス「鹿児島中央キャンパス」は2026年4月開校です。