プロとアマチュアが同じ舞台で戦う天皇杯サッカーの県代表決定戦が鹿児島市で行われ、J3の鹿児島ユナイテッドFCが鹿屋体育大学を下しました。

　試合は立ち上がりに動きました。鹿屋体育大学のゴールキーパーのクリアボールが、ゴール前に浮き92番ンドカが胸トラップからシュート。ユナイテッドが先制します。さらにユナイテッドは前半8分、20歳の10番武の鮮やかなボレーシュートで2点目をあげます。神村学園の出身者が4人いる鹿屋体育大学も反撃。後半22分、14番吉川のヘディングシュートで1点差に詰め寄ります。しかし、ユナイテッドはコーナーキックから19歳の谷田がゴールネットを揺らして3点目。その3分後にはキャプテン稲葉の強烈なシュートが決まって勝負あり。ユナイテッドが4対1で鹿屋体育大学を下し天皇杯出場を決めました。

(武星弥選手)
　「チームの勝利に貢献するプレーを心掛けていた中での得点だったので、それはすごいポジティブにとらえています」

(谷田壮志朗選手)
　「自分も試合にでたらやれるぞという気持ちで常にいる。ピッチに入ったら年齢は関係ない。早く試合（リーグ戦）に出てチームの勝利に貢献したい」

　ユナイテッドは、今月25日天皇杯の初戦でJ2のFC今治と対戦します。