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鹿屋市 消毒用消石灰配布 養豚農家へ 宮崎県都城市で野生イノシシ豚熱感染受け

2025年4月17日 19:19
鹿屋市 消毒用消石灰配布 養豚農家へ 宮崎県都城市で野生イノシシ豚熱感染受け

 4月11日、宮崎県都城市で死んだ野生のイノシシが豚熱に感染していたことを受け、鹿屋市では17日から養豚農家へ消毒用の消石灰の配布を始めました。

 鹿屋市は、17日から市内すべての養豚農家87戸を対象に消毒用の消石灰の配布を始めました。

 4月11日、宮崎県都城市の用水路で死んだ野生のイノシシが豚熱に感染していたことが確認されました。野生のイノシシで豚熱の感染が確認されたのは、佐賀県と長崎県に次いで、九州では3県目です。防疫体制を強化するため17日は鹿屋や串良など市内3つの地区で消石灰が配られました。

(養豚農家関係者)
「豚舎の近くに山をかかえているが近くまでイノシシがいる。いつこっちに入るか心配。そのことだけが心配」

(鹿屋市畜産課・山中俊明係長)
「経済的損失は計り知れないので侵入をまず防ぐことが大事。前回の発生が長崎、佐賀と九州初上陸ということで鹿屋でも緊急に消石灰を配布したがいきなり隣の宮崎まで飛んできていると考えると、近くまで来ているというつもりで市民の方も含め豚熱の侵入防止に努めてもらいたい」

 消石灰は18日も鹿屋と輝北の2つの地区で配られるということです。

最終更新日:2025年4月17日 19:19
    鹿児島読売テレビのニュース