「企業とのマッチングの機会に」障がいのある人の就職を支援、企業説明会(仙台市)
障がいのある人の就職を支援するための企業説明会が、仙台市で開かれました。
25日の説明会には、宮城県内14の企業がブースを構えました。
就職を希望する約70人が、担当者から業務内容などの説明を受けていました。
説明会は、障害のある人の就職支援を目的に、宮城県が毎年開いているもの。
参加者には、転職を希望する人や契約切れなどで失職していた人が、仕事への復帰を望むケースが多いということです。
参加者
「普段支援機関に行っているだけでは得ることができない貴重な情報を得ることができるのは、とてもありがたい」
宮城県雇用対策課・鈴木規夫課長
「企業と障害のある人のマッチングの機会や、企業見学の機会などの端緒になればと思っております」
宮城県内にある企業の去年の障がい者雇用率は、法定雇用率(2.5%)を下回る2.39%で、全国でも39番目の低さです。
県では、今後 説明会の参加企業を増やしたり、仙台市以外での開催も検討し支援を強化するとしています。