“防寒着”なしで外出、すぐ帰宅するつもりだったか…海岸に殺された女性保育士(宮城・岩沼市)
宮城・岩沼市の海岸で、保育士の女性が殺害され遺体で見つかった事件で、女性が防寒着を身につけずに家を出たことがわかりました。
警察は、女性がすぐに帰宅するつもりで外出し、事件に巻き込まれた可能性があると見て捜査しています。
この事件は、4月13日 岩沼市の海岸で仙台市太白区の保育士・行仕由佳さん(35)が遺体で見つかったもので、遺体には刃物のようなもので刺された複数の傷がありました。
行仕さんは、4月12日夕方に職場から帰宅後、「忘れ物を取りに行く」と子どもに伝え、歩いて家を出たと見られます。
捜査関係者によりますと、家族が「コートを着ないで出かけたので、すぐに帰ってくると思ったが、帰ってこないのでおかしいと思った」などと、話していることがわかりました。
別の親族が、12日夜に行仕さんのスマートフォンに電話してもつながらず、折り返しがないまま翌日遺体で発見されました。
現場から検出された血液は、今のところ1人分のみで、警察は行仕さんがすぐに帰宅するつもりで外出し、事件に巻き込まれた可能性があるとみて捜査しています。