“ブルーインパルス”を道の駅に…退役機体を市が展示する方針、資金はクラファンで(宮城・東松島市)
宮城・東松島市は、2024年オープンした道の駅にブルーインパルスの退役した機体を展示する方針を明らかにしました。
必要な資金は、クラウドファンディングで集めるということです。
ブルーインパルスが展示されるのは、2024年11月にオープンした道の駅「東松島」の敷地内の広場です。
展示される機体は、1994年~2020年3月まで飛行していたもので、長野オリンピックや日韓ワールドカップなどの開会式でも活躍しました。
東松島市では、この機体を航空自衛隊から無償で借りて、移動や設置などの費用 約4000万円はクラウドファンディングで集めるとしています。
渥美巌市長
「ブルーインパルスが飛ぶ日は、道の駅も大変な賑わいになっております。本市らしい特色をもったもので、宣伝効果も含めてしっかりとみなさんの力を借り て実現にこぎつけたいと思っております」
東松島市では、道の駅開業1周年を目標に整備を進めたいとしています。
一方、航空自衛隊松島基地では、5月に愛知県で起きた同じ型の機体の事故を受けて、現在はブルーインパルスの訓練を休止しています。