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東北労災病院の“移転断念”、仙台市長は宮城県と協議続ける方針示す…高齢化による医療需要の増加が課題

2025年5月13日 12:18
東北労災病院の“移転断念”、仙台市長は宮城県と協議続ける方針示す…高齢化による医療需要の増加が課題

東北労災病院が富谷市への移転を断念したことについて、仙台市長は、仙台でも高齢化による医療需要増加の課題を解決する必要があるとして、宮城県と協議を続ける方針を示しました。

仙台市・郡和子市長
「市から投げかけているいくつかの疑問点について、まだボールは県にあるままで、市として正式な回答を得ていない中で、今回のことになった」

仙台市の郡市長は、13日の定例会見でこのように述べ、高齢化による仙台医療圏の医療需要増加の課題について、県と協議を続ける考えを示しました。

東北労災病院は、県の病院再編による富谷市への移転について、資金確保の難しさから断念しています。

郡市長は、富谷・黒川地域で救急医療を担う病院が少ないことについては、北部診療所の拡充などを検討していくとしています。

最終更新日:2025年5月13日 12:18
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