「レシートで交通安全のメッセージ」など交通事故防止へ 五島市の企業と警察が連携協定《長崎》
交通事故を未然に防ごうと五島市の企業が、警察署と連携協定を結んで啓発活動に取り組みます。
交通事故防止を目的に連携協定を結んだのは、五島警察署と五島市でホームセンターやコンビニ、スーパーなどを展開する「ドゥイング」です。
(五島警察署 岡山英紀 署長)
「我々の広報では及ばない地域に代わりにメッセージを届けてもらえるということで、大変期待が大きい」
(ドゥイング 道津一政 専務)
「買い物してくれるお客様に、交通安全の意識が届いて楽しく買い物してほしい」
ドゥイングが運営する大型店2店舗(オサダ、エレナ)で発行するレシートに、交通安全の標語などのメッセージを印字するほか、7月からは移動販売車(パオパオ号)が巡回中、音声で交通安全を呼びかけます。
五島署の管内では今年に入り、交通事故が8件発生(5月15日現在)。1人が死亡、7人が負傷していて、半数は高齢者が絡んでいるということです。