“地域に根付いた事業運営” の秘けつは? 成長企業に学ぶフォーラム経営者ら100人参加《長崎》
厳しい経営環境の中、地域に根付いて成長を続ける企業に学ぶフォーラムが開かれました。
企業の合併や買収を支援する事業者などが開催し、多くの経営者らが事業成長に必要な視点を学びました。
フォーラムは、企業の合併や買収を支援するM&Aキャピタルパートナーズなどの共催で、県内企業の経営者ら約100人が参加しました。
登壇したのは佐々町に本社を置き、アイスクリームなどの卸売り事業を展開する 佐々木冷菓の佐々木 裕二副社長です。
(佐々木冷菓 佐々木 裕二副社長)
「消費者本位。消費者の皆さんが欲する商品を提供することを基本方針とした。その方針を徹底してきた結果、今日がある」
佐々木冷菓は1958年の創業以来、統合や廃止を経て現在、九州各地で13拠点を展開。
佐々木副社長は、地域に根付いた事業運営の秘けつについて「他の問屋が持たない売れ筋商品を徹底してそろえたことが、利益確保や事業の継続につながった」と明かしました。
参加した経営者らは、事業を継続するための戦略に聞き入っていました。