「安全な社会の実現に貢献して参りたい」 福居幸一検事正が鳥取地検に着任 職務への理解や人材発掘のため広報活動にも注力 鳥取県
新しく鳥取地検に着任した福居幸一検事正が、4月21日に会見を開き、関係機関と連携して職務にあたると抱負を述べました。
新たに鳥取地検に着任した福居幸一検事正は、大阪府出身の56歳。同志社大学法学部で司法修習を終えたあと東京地検に勤務。その後、大阪地検で刑事部副部長、和歌山地検で次席検事などを歴任してきました。
鳥取地検での勤務は2度目で、1998年に着任した際は試用期間後に1人立ちをした、検察官人生の実質的なスタート地点だったとして、職員と同じ目線に立って今までのノウハウを共有していきたいと話していました。
鳥取地検 福居幸一 検事正
「この鳥取地検で検事正を拝命できましたことは、私にとって光栄の極み。県民の皆様方が安心して暮らすことができる、安全な社会の実現に貢献して参りたい」
今年6月には懲役や禁固の刑罰を一本化する拘禁刑が導入されるため、再犯防止や社会復帰支援の取り組みも行いたいと話す福居検事正。今後は職務への理解や、人材の発掘ができるよう、広報活動にも力を入れていくということです。