10月19日から鳥取県内各地で開催されるねんりんピック。鳥取県境港市は、出場者に贈る記念品にプリントする絵に障害者のアート作品を採用することになりました。

境港市　伊達憲太郎 市長
「障害者の方の独特な想像力を生かして出来た作品。すごくうれしく思っています」

アート作品のテーマは「海底エコパラダイス」と、境港らしさを盛り込みイカやカニ、魚などの絵がいきいきとカラフルに描かれています。この作品は、境港市内の福祉事業所「まつぼっくり」の利用者9人が表現しました。そして、プロのクリエイターや障害者アートのプロジェクトも手がける「山陰パナソニック」もコラボして仕上げられました。

山陰パナソニック　渡部幸太郎 社長
「（障害者が）作品を作ることになりますので、収益を得てちゃんとそれを障害のある方に還元していくところまでを目的にしています」

このデザインは、記念品としてクリアファイルやトートバッグに施され、境港会場の出場者に贈られます。