コンセプトは「みんなでつくる美術館」 開館前の美術館でさまざまなアートに触れるイベント開催 約4500人が一日中遊びつくす 鳥取県倉吉市
開館まで残り半年に迫った鳥取県倉吉市の鳥取県立美術館。9月28日、オープン前の美術館で遊ぶアートイベントが開かれ、多くの人でにぎわいました。
9月28日、倉吉市で開催されたのはまだ開館していない美術館でさまざまなアートに触れるイベント。
大人も子どももハケをもって自由に描いているのは、2つのバルーン。
講師 石賀直之さん
「いろんな人がかかわるっていう鳥取県立美術館のコンセプトにすごい近いかなって。開館の前日にみんなで描いたこの象徴的なバルーンが空に飛びながら音を奏でる」
「からっぽ」の良さを生かし、まだ美術作品が入る前の展示室などで約4500人が一日中遊びつくしました。
子ども
「(針金を)グネグネするのが楽しかった」
親
「近くに住んでてもなかなか中がわからなかったので。どんな感じになってるのかなっていうのが気になってたので。オープンする前に見れていいですよね。ウキウキしながらオープンを待ち望んでます」
コンセプトは「みんなでつくる美術館」。オープン前から県民に親しみをもってほしいといいます。
鳥取県地域社会振興部 梅田雅彦 美術館整備監
「(美術館に飾る)作品はまだ来ないんですが、からっぽの状態の美術館もおもしろいと感じていただければと思います。(今後は)街に出ていろんなところで美術館の魅力というのを発信していきたいなと思っています」
鳥取県は開館までの残り半年、美術館内外でイベントを開催していくということです。